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2020/03/01

同一労働同一賃金!!

こんにちは所長です!

本日は2020年4月からの法改正【同一労働同一賃金】のことをあげていきます。

≪同一労働同一賃金とは?≫
【正社員】と【パート・契約社員・派遣社員】との間の不合理な待遇差が禁止されます!例えば、基本給や賞与などの個々の待遇ごとに不合理な待遇差のことです。また、パート等に待遇差の【内容・理由】を説明を受ける権利が認められ、会社に求められた場合の説明が義務化されています。

例えば・・・厚生労働省説明書モデル様式の記載例から、

【基本給】待遇の違いの有無とその内容、理由(ある・なし)
〈あるの場合の内容〉
アルバイト社員は時給1100円、比較対象となる正社員は、販売ノルマの達成状況に応じて1100円~1400円(時給換算)です

〈待遇の違いがある理由〉
正社員には月間の販売ノルマがあり、会社の示したシフトで勤務しますが、
アルバイト社員は希望に沿ったシフトで勤務できるといった違いがあるため、
正社員には重い責任を踏まえた支給額としています。

このように説明書に記載されております。

【同一労働同一賃金の施行日】
大企業 2020年4月1日
中小企業 2021年4月1日

【2つの同一労働同一賃金】

1:差別的取扱いの禁止(均等待遇規制)
正社員とパート・契約社員・派遣社員の間で仕事の内容と人事異動の範囲が同じにしてください。
【仕事の内容】
①業務内容
・主な業務
・取扱う対象と範囲
・必要な知識の技能水準
②責任の程度
・権限(部下の有無、権限範囲)
・役割の範囲
・トラブル発生時や緊急時の対応
・成果への期待の程度

2不合理な待遇格差の禁止(均衡待遇規定)
正社員とパート・契約社員・派遣社員の仕事の内容と人事異動の範囲その他事情に違いがあれば違いに応じた待遇にしてください。
バランスが取れた待遇にする。

【対応の手順】
1:正社員の賃金制度の見直し
2:正社員の評価制度の見直し
3:雇用形態のチェック
4:待遇差の状況確認
5:待遇差の理由の確認
6:待遇差が不合理でないか確認
7:改善計画の立案と実行

・・・ということです。上記の改正により非正規雇用者はモチベーションはあがりますね!それとは逆に正規雇用者の賃金が減る可能性もでてきます。
企業の判断により上記どちらかになりますね。

本日はこの辺で・・・(=゚ω゚)ノ