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2020/03/28

なぜ・・・?

こんにちは所長です!

この職業をしていると、よく目につくのが、履歴書の書き方です!

「なぜ、履歴書の右側も書かないの?」

ご相談にお越しになる方々の中で「もったいないなー」 と思うのは

履歴書の左側だけ書いている人です。

学歴や職歴だけ書いている人です。

履歴書の右側には、ほとんど書いていない人が少なくありません。

しかし、面談において、子供時代や学生時代の事を聞いてみると

「へー、すごいじゃないですか!!どうして履歴書に書かないんですか?」

というケースが多いです。

学生時代の部活で県大会で優勝したとか、全国大会に出場したとか

主将だったとか、とてもポジティブに評価される事なのに

「もう新卒じゃないので、恥ずかしくて書きませんでした」

とか、おっしゃるのです。

また、長期間続けている趣味や、今勉強している事なども書いていない人が多いです。

例えば

「実は、将棋四段です」

という方がいらっしゃったので

「アマチュアでも四段とは相当な腕前ですね。アマチュア棋戦で活躍したのでは?」

と伺いますと

「実は、県の代表になってアマチュア名人戦の全国大会に出たことがあります」

とか、おっしゃる方がいて驚きます。

今、勉強している事も書いていない人が多いです。

面談の中で「得意な学科とか、好きな学科は何ですか?」と伺いますと

「得意とは言えませんが英語は好きです」

と、おっしゃるので

「へー、どれぐらいできるんですか?」

と更に伺うと

「全然大した事はありません。TOEICは850点ですが会話は苦手です。」

とか、おっしゃるのです。

「履歴書に書いてしまうと過剰に期待されてしまいその期待に応える
 自信が無いから、書かないでおこう」 とか

「恥ずかしいからあえて書かないでおこう」 とか

「ずっと昔の話だし採用選考には直接関係ないだろうから書かないでおこう」

とか、それは大変もったいない考え方です。

実際、たまたま応募先企業の社長さんと同じスポーツをやっていたとか

趣味が同じだったとか主将だった時のエピソードから

リーダーシップを評価されたとか敗戦の絶望から復活したとか

会話は苦手でも英語学習を継続しているとか

そんな所にこそ本当の人間性が現れ評価され採用される事が多いんです。

学歴と職務経歴が全てだと思ったら大きな間違いです。

そんな事は読めばだいたいわかります。

それも大切ですがミスマッチを防止するために

タイプマッチングを重視する優秀な面接官は応募者の本当の人間性を知るために

その人間性が形成されるに至った背景に関する質問をします。

ですから、恥ずかしがらずに履歴書の右側もできるだけ書いてください。

言葉でうまく伝えられないからこそ文字にしてみてください!

自分をどうアピールするかは人それぞれですし、

採用に繋がるのは、いかに自分をアピールできるかが重要になってきます!

では、また(=゚ω゚)ノ